通信制の大学について

通信制大学の歴史について

通信制大学は、大学(短期大学、大学院を含む)が行なう通信教育のことです。

大学通信教育は、1946年に学校教育法によって制度化され、1950年には、正規の大学教育課程として認可されました。

1981年には、専用のテレビ・ラジオの放送局を開設し、放送等を効果的に活用した新しい教育システムの大学教育を推進する、放送大学が設立されました。

1990年代に入ってからは、生涯学習への意欲の高まりから、日本全国で通信教育を行なう大学が増加しています。

通信制大学での学習方法について

通信制大学での学習方法は、4つに規程されています。

「印刷教材等による授業」では、指定された印刷教材で学習し、レポートを提出します。合格すれば単位認定試験の受験資格が与えられ、試験に合格すれば、該当科目の単位が認定されます。

「放送授業」は、放送大学によるテレビ・ラジオ放送での講義を視聴させる授業が該当します。

「面接授業」は、スクーリングとも呼ばれ、実際に大学や地方会場に出向いて講義を受けます。最終日に試験が行われ、合格すれば該当科目の単位が認定されます。

「メディアを利用して行なう授業」は、インターネットを利用する遠隔授業のことです。レポートや課題も、インターネット経由で提出する場合もあります。

通学過程との比較について

通信制大学は、通学過程と比較すると、時間的・地理的制約が少なく、自分のライフスタイルに合わせて学習できるので、より多くの人に入学の門戸が開かれています。学費も、一般的な私立大学の通学過程と比較すると安く設定されていて、低所得者層の子弟に、教育の機会を与える可能性も広がります。

しかし、基本的には自主学習のため、卒業率が低かったり、卒業までに何年もかかる場合もあります。それを防ぐためにも、厳しい自己管理が必要とされています。

通信制大学の入学前には学校の説明会に行くことが重要です。ここでレポートの難易度などをある程度知ることができます。